2014/12/16 シスター吉田 富美子

シエラレオネ(ルンサ)にて  

ご聖体の宣教クララ修道会 シスター吉田 登美子

海外宣教者を支援する会の皆様
クリスマスと新年、おめでとうございます。
あっという間の一年でしたが、本当に多くの方々に支えられての一年でした。
特にエボラ問題が始まってからは、日本から、そしてスペイン、メキシコなど様々な国の方々の支援を受け、特に子供たちへの食糧支援に励むことが出来ました。皆様の上に、神様の豊かな祝福をお祈りいたします。
12月通信
今日は、支援者の皆さんにカイラフンよりのお便りです。
本当に今の状態は、待降節・救い主を待つ季節、そして、“神様が祈りを聞いてくださる”という信仰のうちに、このエボラの終息を待っています。
今、私は、養成院が有り、またエボラが最初に発症したカイラフンに来ています。
ここには、「国境なき医師団」によって創設された最初のエボラ治療センターがありますが、3日前にこのセンターから最後の患者が退院しました。このまま、あと39日間(21日間の2倍の42日間)、新しい感染者がでなければ、カイラフンには「エボラ・フリー」の証明書が発行されます。5月にここに来たときは、まだエボラの話はありませんでしたので、ここにこぎ着けるまで6か月かかったことになります。この計算で行くと、ルンサでこの話を聞くのは、新年の2月末、エボラ・フリーにこぎ着けるのはさらに1か月半先の4月でしょうか。
今、どこの地区も、それぞれの地区を守る気概のあるチーフ(酋長さん)のいるところでは、他の地区からの訪問者は、チーフのところにあいさつに伺い、氏名、訪問目的を知らせて、滞在許可を願わなければなりません。これをしないと罰金です。
私も、ここの修練院のシスター・ジョセフィンとカイラフンのチーフのところにご挨拶に伺いました。ちょっと太めのとても柔和な酋長さん。この日に至るまでの市民の無理解に苦しんだこと、特にお葬式に関して、一番難しかったそうです。しかし、現実に多くの方々が感染し、亡くなるにつれ、人々は忍耐強く彼の指揮に従い、“接触しないで!”を守り、感染の拡大を減らしていったのだそうです。
救い主イエス・キリストのお誕生を祝うクリスマスを前に、この朗報に接し、希望を持って祈り続けるここの人々の信仰に深い感動を覚えます。
どうぞ、新しい年も、みなさんのお祈りを心からのお願いいたします。
新しい年、2015年が皆さんにとりまして希望に満ちた一年となりますよう、シエラレオネから、お祈りいたします。

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